今回はRedShiftレンダーのProxyを使ってみます。
まずは、簡単なシーンで仕組みを解説します。
お馴染みティーポットにRedShiftMaterialのJade(ヒスイ)を設定したシーンです。
同じモデルを大量に配置したシーンを作る場合、当然処理が重くなります。そこでProxyを利用します。
Proxyにしたいオブジェクトを選択して、RedhShift→Proxy→Exportします。
Optionで埋め込むデータの細かい設定ができますが、今回は省略します。
一番下のSequenceは連番モデルでアニメーションを書き出せます。
拡張子は「~.rs」になります。
Mayaは新規作成し、RedhShift→Proxy→Createします。
先ほどの「~.rs」を選択します。
アトリビュートにredshiftProxyという項目があるCubeが出れば成功です。
RedShiftでレンダリングすると、CubeはちゃんとTeapotになってます。
アトリビュートで、DiesplauyModeをPreviewMeshにすると、Teapotの表示になります。また、Filenameで参照するrsファイルをここで決めていますので、変更することもできます。
これをインスタンスで50x50=2500個にします。
Cubeですから3万1千ポリゴンでしかありません。
レンダリングすると全部ティーポットになります。計算時間は、HD1080でわずか11秒です。
同じことをProxyを使わずにインスタンスだけでやると、16,386,300ポリゴンになります。
これを応用して、大規模な森林を作るチュートリアルです。 Mashも使って、山のポリゴンの起伏に合わせてProxyに登録した5タイプの木をランダムに配置して、軽くしています。
MayaのMashは、ボーンデジタル様の「MASH チュートリアルムービー」がおススメです。ぜひ一緒にご覧ください。