スタジオブロス TECH BLOG

スタジオブロススタッフからの最新ツール情報やチュートリアル・TIPSなどを紹介します

Maya

モデリングブロスのAutodesk Mayaウェビナーが配信されました。

12/15に開催した、弊社グループ会社のモデリングブロスによる、ウェビナーが配信されました。 「ModelingBros流ハードサーフェスモデリング ~バイクのパーツを作りながら、モデリングの基本を学ぶ~」、AutodeskのMayaでバイクを作るウェビナーです。2022年…

国交省の都市3Dデータ、PLATEAU [プラトー]をUE4(Unreal Engine 4)へ変換②

前回の変換ではプロジェクトが重すぎてしまい、実用レベルになっていませんでした。以下のサイトにPLATEAUのドキュメントがあります。 www.mlit.go.jp 前回もこのマニュアルを使ってDataSmith変換をしたのですが、この資料の後半に以下の記載があったのを見…

ビデオチュートリアル「MayaとFusion 360ではじめる ハードサーフェスモデリング」が公開

Autodesk様のサイト「AREA Japan」で、弊社作成のビデオチュートリアル「MayaとFusion 360ではじめる ハードサーフェスモデリング」が公開されました。 area.autodesk.jp CADのFusion 360を使い、エンターテインメント用途のハードサーフェスモデリングをす…

V-Ray GPU Project Lavina(β)その2

前回はLavinaの起動とサンプルシーンのレンダリングまで行いました。今回から具体的なシーンを使ってその機能を解説していきます。 3dsmaxのV-rayのサンプルとして以下のサイトのフリー素材をお借りしました。 www.facebook.com こちらを3dsmaxで開きました…

Maya2020 Arnold-GPU(Core6)レンダリング その2

前回に引き続き、ArnoldのGPUレンダリングを解説していきます。 今回の素材は、「Making of Sophie」というToonレンダリングの素材です。 docs.arnoldrenderer.com 約30万ポリゴンで、3つのエリアライトとIBLのドームライトがあります。 特殊な設定はありま…

Maya2020 Arnold-GPU(Core6)レンダリング その1

昨年2019年末にリリースした、Maya2020ではArnoldレンダーのバージョンが4になり、Arnold-Coreは6になりました。 それまでオープンベータで公開されていましたが、このバージョンで正式にGPUレンダリングができるようになりました。今回からその解説をしてい…

MayaとUnrealEngine4を連動する「PiStage」を使ってみた その4

さて、前回でUE4変換までできました。いよいよ起動します。 「OpenUE」をクリックします。 UE4のいつもの起動ダイアログのようですが、PiStageオリジナルです。 このようにUE4が起動します。コンテンツブラウザのアイコンがおかしいです。 Epic Games Launch…

MayaとUnrealEngine4を連動する「PiStage」を使ってみた その3

前回までで「PiStage」を使う基本設定ができました。 「ChekOut」が完了するとMayaは新規シーンになるはずです。 そこで、先週Stingrayのマテリアルを設定したシーンをインポートします。 特にここは普通にMayaシーンの構成です。 これはStatickMesh(UE4の…

MayaとUnrealEngine4を連動する「PiStage」を使ってみた その2

前回は「PiStage」のコマンドを説明しました。 しかし、それだけではちょっと使い方が理解できないと思います。 今回は手順を追って説明していきたいと思います。 www.pisquare.com.tw まず、UE4にしたいMayaのシーンを開きます。いつものマクラーレンです。…

MayaとUnrealEngine4を連動する「PiStage」を使ってみた その1

UnrealEngine4に興味あるし、やってみたいけど勉強している時間もないし、教えてくれる人もいない・・・でもMayaなら使える、という方へ朗報です。 「PiStage」というプラグインでMayaを操作しながら、Unreal Engine4を連動させることができるのです。 www.p…

Autodesk Arnold-GPU open betaをMayaで使ってみよう その1

レンダリングといえば、長く待たされるというイメージがあります。 画像サイズが多きくなったり、画質を上げるとさらに遅い、と悩みどころでした。 3月末から、AutodeskのArnoldレンダーのGPU版のβ版が公開されています。 www.arnoldrenderer.com vimeo.com …

UnrealEngine4でPython リターンズ その6

今週はテクスチャーをインポートの2回目です。 前回はカラーテクスチャーでしたが、ノーマルマップやラフネス、メタリックなどのテクスチャーの場合です。 いつもの車は使ってないので、UE4マーケットプレイスでおなじみ『Infiltrator』の建物のテクスチャ…

UnrealEngine4でPython リターンズ その5

今週はテクスチャーをインポートしてみましょう。 早速プロクラムです。 import os.path # テクスチャ関連のライブラリ設定 from unreal_engine.classes import TextureFactory texture_factory = TextureFactory() # パスとファイル名の設定(Mayaプロジェ…

UnrealEngine4でPython リターンズ その4

今週はマテリアルの自動設定を行います。 前回FBXのインポートでマテリアルとテクスチャーを読み込まないPythonスクリプトを実行したところから再開です。 FBXに設定してあるマテリアルやテクスチャーを読み込めば済む話ですが、一度Mayaで設定する手間が発…

UnrealEngine4でPython リターンズ その3

あけましておめでとうございます。引き続きPythonによるUE4を自動化する解説をしていこうと思います。 今回はFBXの自動インポートをPythonです。年も変わったので最初から説明していきましょう。 (インストールなどはこの連載の初回を参考に) まず、ウイン…

UnrealEngine4でPython リターンズ その2

前回、UE4のPythonの基本設定まで行いました。今回は具体的なツールにしてみましょう。 そもそもなぜ、Pythonが必要か?という目的ですが、CADから変換する場合、そのパーツ数が多く、その全てにマテリアルを設定して、マテリアルエディタでノード接続し、Bl…

Unity 2018.3 HDRPでビジュアライゼーション入門②

さて、Unity2018.3の2回目です。具体的にコンテンツを作っていきます。 やはりカーコンフィグレータをやってみたいものです。 Mayaで作成したシーンはこちらです。 フリー素材のランボルギーニです。 FBXに変換して、Unity2018.3の通常版にインポートします…

UnrealEngine4でPython リターンズ その1

5月のブログでUnrealStudioにPythonが正式に使えるようになったので、試してみたのですが、その後は連載してませんでした。 www.unrealengine.com というのも、資料などがなく判りにくい、制限が多いなど壁にぶつかってました。 弊社ではUE4のPythonプログラ…

Unity 2018.3 HDRPでビジュアライゼーション入門①

今回から新連載で、工業製品CADからUnityを使ってビジュアライゼーションをを紹介しようと思います。 Unityといえば、やはりゲーム!なのですが、先週の12/13にリリースのしたUnity 2018.3を使えば、高画質のリアルタイム3DCGで工業デザインでも十分活用で…

Redshift & Mayaで始めるGPUレンダー その4

今回はRedShiftレンダーのProxyを使ってみます。 まずは、簡単なシーンで仕組みを解説します。 お馴染みティーポットにRedShiftMaterialのJade(ヒスイ)を設定したシーンです。 同じモデルを大量に配置したシーンを作る場合、当然処理が重くなります。そこ…

Redshift & Mayaで始めるGPUレンダー その3

今週もまず動画から。2018年度版のRedShiftデモリールです。 ゲーム『オーバーウォッチ』のショートムービーは相変わらずRedShiftみたいです。 RedShiftの作品事例はこちらにもっと紹介されています。 www.redshift3d.com さて、今週はMaya RedShiftの「Auto…

Redshift & Mayaで始めるGPUレンダー その2

今回はまず、ちょっと面白い動画があったのでご紹介します。 「Redshift Vs UnrealEngine4」です。 www.youtube.com コメントで、「リアルタイムレンダラとプリレンダラを同じように比較できない」というツッコミに「リアルタイムでプリレンダリングと同等の…

Redshift & Mayaで始めるGPUレンダー その1

2018年も8月になりました。ちょうど1年前くらいにこのブログでRedshiftの情報を書いていましたが、ここで再び連載していこうと思います。 最近のRedshift情報として、yuichiro yamaさんのYoutubeチャンネルを紹介させていただこうと思います。 www.youtube.c…

基礎から始める3dsmax/Python(MaxPlus)プログラミング⑨

3dsmax/Pythonの連載も9回目になりました。一旦ここで3dsmaxはお休みして、8月からはMaya-Pyhtonの連載を再開します。 では今回のプログラムです。今回も長いですが、細かくコメントを入れています。 元のHELPにあったプログラムはこちらです。 help.autodes…

GPUレンダーを比べてみた その1-Octane Render 4を使ってみよう

このブログでは過去にGPUレンダリングの「RedShift」の解説を連載しておりました。 その連載も再開を考えていたのですが、どうせならGPUレンダリングをいろいろ試して比較してみようかと思います。 今回は「OctaneRender4」を試してみようと思います。RedShi…

glTF exporter for MayaでWebGLはじめました

さて、今週の木曜のリアルタイムCGの回はUE4はお休みして、WebGLです。 webglfundamentals.org WebGLとはWebブラウザ上で3DCGを表示してインタラクティブに鑑賞できる仕組みです。 工業製品などのプレゼンには最高なのですが、UE4やUnityから書き出すことも…

文系デザイナーのためのmaya MEL/Python基礎の基礎 Step2-13

今日はちょっと番外編です。 Mel→Pythonコンバーター「Serpens」が公開されましたので、すごく気になったので、使ってみたいと思います。 「UnPySide The Blog」様のデータを使用します。MITライセンスでMaya2016~18まで動作確認できているようです。 Gumro…

文系デザイナーのためのmaya MEL/Python基礎の基礎 Step2-12

今回はチェックボックスと文字入力です。 今日の最初のプログラムはこんな感じです。 1から10行目までは前回とあまり変化なく、スライダー作成するだけです。 11行目からですが、これもそんなに違いはありません。For命令でスライダーの値のマイナスから繰…

文系デザイナーのためのmaya MEL/Python基礎の基礎 Step2-11

前回の続きでUIを作っていきます。スライダーでCubeの大きさを決めるだけでは全然実用性が無いですので。 では、以下のプログラムからです。 def makeCube(): hei=10 for i inrange(0,hei): pm.polyCube(w=1,h=i+1,d=1) pm.move(0,0,i) pm.rotate(i*10,0,0) …

文系デザイナーのためのmaya MEL/Python基礎の基礎 Step2-10

前回でPythonを使って様々なUIの機能があることが解りました。 今回は、ちゃんと使えるツールとして発展させます。 まず、以下をスクリプトエディタで実行してみてください。 import pymel.core as pm window = pm.window("testWindow",t="Slider",w=300,h=1…