基礎
スタジオブロスでは、2020年ごろからクラウド利用の推進を進めています。 しかしながらクラウドを活用しているスタジオさんが多くはないこともまた事実です。 「わざわざ使う理由が分からない」「どんないいことがあるの?」という疑問をお持ちの方のために…
今日はちょっと番外編です。 Mel→Pythonコンバーター「Serpens」が公開されましたので、すごく気になったので、使ってみたいと思います。 「UnPySide The Blog」様のデータを使用します。MITライセンスでMaya2016~18まで動作確認できているようです。 Gumro…
今回はチェックボックスと文字入力です。 今日の最初のプログラムはこんな感じです。 1から10行目までは前回とあまり変化なく、スライダー作成するだけです。 11行目からですが、これもそんなに違いはありません。For命令でスライダーの値のマイナスから繰…
前回の続きでUIを作っていきます。スライダーでCubeの大きさを決めるだけでは全然実用性が無いですので。 では、以下のプログラムからです。 def makeCube(): hei=10 for i inrange(0,hei): pm.polyCube(w=1,h=i+1,d=1) pm.move(0,0,i) pm.rotate(i*10,0,0) …
前回でPythonを使って様々なUIの機能があることが解りました。 今回は、ちゃんと使えるツールとして発展させます。 まず、以下をスクリプトエディタで実行してみてください。 import pymel.core as pm window = pm.window("testWindow",t="Slider",w=300,h=1…
今週から毎週、火曜・金曜のブログ更新をすることになりました。ぜひ訪れてみてください。 今回もGUIをMayaに追加してみます。前回のriRig,CustomOutlinerは今回の伏線です。使われているUIの要素をよく見てみましょう。 *ボタン *ラジオボタン *チェック…
不定期ですが、便利なMayaツールの紹介もしていきます。今回はダイキン工業様のSUITE User Noteというサイトのスクリプトのご紹介です。 www.comtec.daikin.co.jp ページの一番下に「ri_rig_icons.zip」というのでダウンロードし、解凍すると「ri_rig_icons.…
さて、前回はPythonでGUIを作成しましたが、今回はその続きです。 ちょっと脱線しますが、MayaでGUIをPythonで作るには「PySide」という方法もありますが、ちょっと文系では難しいので、まずは普通のPythonだけで行います。 実は新しいMayaのUIはPySideで作…
Step2-4の最後に関数と「window」という命令のお話をしました。今回はそれを使ってみます。ユーザインタフェースを作成するのです。 早速Mayaを起動して、スクリプトエディタでWindowの意味を調べてみましょう。「Window」とキーで入力して右ドラッグからマ…
今回は、前回出てきました関数=「def」を命令を理解しましょう。 関数は、 def 関数の名前(引数): [タブかスペースを空ける]命令1 [タブかスペースを空ける]命令2 [タブかスペースを空ける]命令3 : : 次の命令 [タブかスペースなしで] という…
まず、毎度おなじみの「便利なスクリプト」ですが、今回紹介するのは「FXFX Real Studio2」です。 この「Highend3d」は様々なツールや3D素材をかなり昔から公開(有料販売も)しているサイトです。 ダウンロードには無料のアカウント作成が必要ですのでご注…
今回はMayaでMEL/Pythonを勉強するテクニックを紹介します。 とはいえ、至って単純な話で「多くのプログラムを読んで参考にする」です。 デザイナー、特に真面目な方は、”まずマニュアルを!」とか思うのですが、 マニュアルを全部読むのは時間の無駄です。 …
前回では、Visual Studio Code(今後VScodeと書きます)をインストールしてPythonのプログラムを入力して、そこからMayaへコピー&ペーストで動かしました。 でも、それなら前のIDLE Pythonでも同じですなのにナゼ?とか思わたのではないでしょうか?実は、…
CGworldの本に続き、Web版も掲載されました。こちらもぜひご覧ください。 cgworld.jp さて3か月ぶりですが、「文系デザイナーのためのmaya MEL/Python基礎の基礎」の連載を再開です。前回⑫までいきましたので、今回から第2章ということで「2-1」からスタート…
では、前回の続きで「if」をMayaでやってみましょう。 前回のコメントアウトしたMaya命令をALT+4で元に戻して、最後のifの処理内に「#m プレーンを表示する」というコメントを入れます。 MayaでPlaneプリミティブを出す命令をMELで探します。 例によってコ…
さて、前回の9回目の続きです。 だいぶ難しくなったと思いますが、実はプログラムの基本動作としては4つのことしかないのです。 プログラムは1行ごとに書き、それは上から下に順に処理される 数値や文字を入れる変数に値を入れたり出したりして記憶する 回…
この連載も10回になりました。 まだまだ面白くなってないかもしれませんので、ちょっとづづ便利なMELやPythonの機能でMayaを便利にする小話も挟んでいきます。 Mayaを使っての作業で必ず出るのが、「ヒストリ削除」と「トランスフォームのフリーズ」ですね…
前回の⑧の続きです。 今日は、上のプログラムの「m」の部分を作ります。 Mayaを起動して、各行の操作をしてみて(注:チャネルボックスを使わないで画面操作であえてやります)、スクリプトエディタを見ます。 MELのプログラムができますね。Cubeを作る命令…
では、今回からPython IDLEとmayaでプログラミングを初めて行きます。 今回からはMacでもWindowsでも操作は同じです。 まず、Python IDLEを起動して、File→Newと実行します。 こういうウインドウが出ればOKです。ここにプログラムを入力します。 さて、ちょ…
今日はMacユーザーでMayaを使っている人向けにPythonの開発環境を作りましょう。 って、実はMacは凄いことにOSに初めからPythonが入ってます。なので、インストールはやらなくてもいいのです。 あまり使わないと思いますが、ユーティリティ→「ターミナル」を…
前回の⑤までで、MelとPythonが大体何をなやっているか?が分かったと思います。 ほんとに「だいたい」でいいです。 さて、Pythonのプログラムをやっていきたいのですが、Mayaのスクリプトエディタでやっていくのは、あまりオススメできません。 何故かと言う…
さて、今回からPythonでのプログラムを実際に勉強していきます。 では、「基礎の基礎」らしく、そもそもプログラムって何でしょう?からやりましょう。 私としてはあるマンガのセリフが大好きでいつも学校では引用して使ってます。 「人間がやると面倒なこと…
MEL/Pythonの連載も4回目です。RedShiftをお待ちの方、すいません・・・ 今日からPython(パイソン)です! ってここまでMELの勉強は何だったの・・・と思わないでください。MELはMaya独特のプログラム言語なので、後で困った問題が起きます。 www.sejuku.ne…
前回の続きです。なんだか解らないけど動きました。 マイクロソフトのエクセルとかの「マクロ」のようなものだと判ればOKです。 今日はこれが何なのかを説明していきます。 この1行1行がMELの命令であるのは理解できたと思います。その1行ごとに // やってい…
先週の続きです。まずは今週の便利なMELツールの紹介です。 vimeo.com ダウンロードして解凍すると、このようなファイルがあります。「Help.png」があるので開いてみます。 どうやらマニュアルのようです。「1」はドキュメントのmaya→prefs→iconsに「icons…
このブログは、現在はGPUレンダリングソフトのRedShiftのお話が多いですが、それだけではツマナライので、Mayaなど3DCG制作で便利なツールをプログラムを作る基本的なチュートリアルもやっていこうと思います。 完全にプログラム初心者向けに書いていきます…