今日はReadShift & mayaでRedshiftカメラシェーダーです。
昨日よりSLiBを使っての実験です。個人的にはこれは今後RedShiftに同梱してほしいですね。
ちょっと明るすぎな感じです。実は前回のSLiBで説明していない箇所があるのです。
アイコンでお気づきかと思いますが、「露出」です。
数値を変えるとオーバーやアンダーの画像になります。でもこれだけでは細かい設定はできないのです。
そこでRedshift専用のカメラ設定とシェーダーを使います。
まず、専用のPerspを複製して作ります。
解りやすく名前を任意に変えてますが、普通にそのカメラのアトリビュートを見ると・・・
「オブジェクトディスプレイ」と「Mentalray」の間にRedshiftの項目があるのです。
まずは、モーションブラーのスイッチです。これはまたアニメーションの時にやりますのでONのままで結構です。次に「CameraType」です。
RedShiftのカメラで面白いのは「Fisheye」=魚眼があることです。
さらに「StereoSpherical」があります。
VR映像など様々に応用できそうですね。「Spherical」は上記の半分だけ、Clindricalは円柱レンダリングです。
では「Standerd」に戻して、LenzShaderのMapボタンを押します。さらにPhotographic Exposureを選びます。
以下のようにアトリビュートが変わります。
ISO(フィルム感度)、Shutter Time Ratio(シャッタースピード)、F-Stop(絞り値)、WhitePoint(<ホワイトバランス)、ToneMapping(トーンカーブ)など、写真撮影と同じような微調整をここですべて行うことができます。
一番上のEnableのチェックでON/OFFで具合を確認できます。GPUベースの高速レンダリングなので、即チェックできるには非常に効率がいいです。
いかがでしょう?今日はここまでです。