2月に入ったのでちょっとPythonを休憩して、PixyzのUE4プラグインについてお話します。
Pixyzは3DCADのポリゴン変換と修復・最適化・UV展開をするツールです。 早速使ってみたいと思います。が、なんとトライアル版は7日間?!という短さです。
PixyzはUnityとの提携も昨年話題になりました。
Pixyzは基本PixyzStudioというスタンドアロンツールを使うのですが、新しいツールを覚えるのは面倒、という方にプラグイン版があります。
Pixyzのアカウントを作成して、ログインからツールをダウンロードから、インストールします。
複数バージョンのUE4がインストールされている場合、勝手に探してEngine本体にインストールします。
例えば、UE4.20ならば、UE_4.20\Engine\Plugins\PiXYZPluginに入ります。プラグインを削除したい場合には、このフォルダを消してください。 ちなみにこのブログを書いている時点では4.21には未対応ですが、勝手にインストールされるので手動で消してください。
インストールが完了すると、プラグインマネージャーで確認できます。
コンテンツブラウザの「インポート」をクリックすると、インポート可能なファイル形式が増えているのが判ります。 AutoCAD、CATIA、Creo、DeltaGen、Parasolid、SkecthUp、Rhino、SolidEdige、Solidworksなど主要CADファイルはすべて対応しています。 なぜかAutodeskのInventorがありません。
PixyzStuioではできるのですが何故でしょう・・・
こちらがPixyzsのインポートできるファイル形式リストです。
あとVREDとAliasも見当たりません。 もちろん、IGES、STEP、STLとか汎用CADファイルは対応しています。
さてインポートしようとすると、以下のダイアログが出ます。
PixyzのMy Account でトライアルライセンスの設定をして、登録したIDとパスワードを入れて「Connect」します。
承認されると、「Install」ボタンをクリックします。
そのPCにライセンスがインストールされます。 おそらく正規ライセンスでも同じ手順であると思われます。
ちなみにいつもこの連載で使っているUnrealStudioプラグインの場合、読み込める形式は以下になります。
プラス、VRED、DeltaGenの読み込みができます。
次回から変換をPixyzプラグインとUnrealStuioで比較して試してみましょう。