前回はLavinaの起動とサンプルシーンのレンダリングまで行いました。今回から具体的なシーンを使ってその機能を解説していきます。
3dsmaxのV-rayのサンプルとして以下のサイトのフリー素材をお借りしました。
こちらを3dsmaxで開きました。
通常のV-rayでレンダリングした場合の画像が以下です。流石の美しさです。正し計算は約1600x2000ピクセルのサイズで2時間7分かかりました。
これをLavinaで使うために~.vrsceneに変換する必要があります。右クリックからExpoterを起動します。
エクスポートの設定です。特別な設定をしているわけではありません。
これをLavinaで開きます。GPUレンダリングなので自由に視点を変更できます。
レンダリングしてみました。同じ解像度でわずか30秒で終了します。使用しているGPUはRTX2060ですので、ハイエンドな2080Tiなど使えば更に早くなると思われます。かなりの制作の時間削減になるのではないでしょうか。
しかし、明るさが全然違います。これはV-rayからDataSmithでUE4へ変換してもそうなのですが、GPUレンダリングではライトの明るさが同じになりません。
次回この辺を細かく設定をしていきます。