UnrealEngine4のマーケットプレイスの7月の無料コンテンツの「SMART ArchViz Interior Pack 01」が素晴らしいので、解説していこうと思います。
プロジェクトは4GBほどあります。思ったより軽いイメージです。
どの辺が素晴らしいかというと、建築インテリアデザインのマテリアル、ライティングなどのUE4での事例が今まで余り多くなかったので、これはとても良いチュートリアルになります。
レベルは完成品の「Modern_Home」が上の図で、アセットのリストが「Assets_Show」で下の画像になります。
せっかくですので、プロジェクト設定でレイトレーシングの設定をONにします。
上の図で判ると思いますが、レイトレーシングですとカメラに入ってないものでもしっかり映り込みします。
屈折も上手くいっているようです。
マテリアルはそもそもレイトレーシングに対応した設定ではないので、ラフネスが中途半場だとチラつきは発生します。仕組みはシンプルで初心者でも応用がしやすいです。
Playすると、いくつかブループリントが仕込まれていて、インタラクションが楽しめます。
画面右上にレイアウト図のウィジットが表示され、自分のいる位置がリアルタイムで確認できます。
また、家具などは近づくと「E」キーで柄を変更できる仕掛けがしてあります。
これは家具ごとにボックストリガーがついたブループリントアクタになっています。
この部屋に変更できる家具は数種類ありますが、ブループリントは1つです。家具のメッシュデータとマテリアルの変更できる数を変えれば汎用的に使えます。
ライティングのテクニックも理解できます。
部屋の外の仕掛けはこんな感じです。LightMassPortalで窓の間接光を取り込んでいます。
とにかくアセットが豊富でとても参考になります。
いかがでしょう。ここからUE4のインテリアデザインをはじめられてはどうでしょうか。